4月にFacebookがリリースを発表したWeb・ビデオ会議サービス「Messenger Rooms」が、正式にスタートしました。非常に簡単に使えて、しかも無料です。
今回は「Messenger Rooms」の使い方や使い勝手についてご紹介致します。
Messenger Roomsの特徴
Messenger Roomsは、ZoomやWebexなどのビデオ会議ツールに比べると、使いやすさは格段に上です。シンプルな画面構成で直感的。
また、Google MeetやMicrosoft Teamsよりも手軽でLINEのビデオアプリに近い感じですが、画面共有もできるし、時間無制限で、50人まで同時に繋がりますし、ほとんどの会議や打ち合わせはこれだけで十分だと思います。
下記に特徴をまとめました。
- 会議の主催にはMessengerアカウントが必要
- 参加するだけならMessengerは利用していなくても大丈夫
- 無料
- 時間無制限
- 一度に50人まで参加できる
- 画面共有も可能
- PCの場合はブラウザでOK(アプリは不要)
- スマホで会議を主催する場合はMessengerアプリが必要
- スマホで会議に参加のみでしたらアプリ不要
ではさっそく使い方を学んでいきましょう。
Messenger Roomsの使い方:PCでの会議主催の方法
Messenger Roomsという専用のアプリやツールを使うのではなく、メッセージアプリ「Messenger」の中の機能としてビデオ会議がある、という位置づけになります。
ブラウザーからログイン
ブラウザのMessengerを開きましょう。画面左上のビデオボタンをクリックします
ブラウザのMessengerを開きましょう。画面左上のビデオボタンをクリックします
ブラウザーはChromeかFirefoxでないとダメです。他のブラウザは使えないので注意しましょう。
ポップアップで下記画面が現れるので、参加ボタンをクリックします
会議の参加者へ案内を送りましょう。下図画面の人の形をした「通話の参加者を見る」ボタンをクリックします。
会議のURLリンクが画面中央に出てきますので、コピーして参加者へメールなどで送ります
これで完了です。
Messenger Roomsの使い方:スマホアプリで会議を主催する方法
Messengerアプリを開き、最下部の「連絡先」タップします
連絡先ページの左上に「ルームを作成」がありますので、これをタップします
「リンクをシェア」をタップするとシェアの方法が出てきます。
メールやTwitterなどお好きな方法でリンクを参加者に送りましょう。メールで送る場合は、下図のメールをタップすると..
このようにメールソフトにリンクが貼られるので、そのまま参加者の人数分のメールアドレスを入力して送信すればOKです。
これで完了です。
Messenger Roomsの使い方:会議に参加するには
主催者が、会議の参加用リンクをメールやSNSで送ってきますので、そのリンクをクリックしてください。それだけでOKです。
下記のような画面が出てきますので、「名前を入力」して「ゲストとして参加」をクリックしてもらうと参加ができます。
Messengerユーザーの場合は、そのまま入ることができます。
Messenger Rooms使用の注意点
Messenger Roomsは、非常にシンプルなWeb会議ツールなので、扱いやすいかとは思いますが、以下の点にご注意ください。
[list class=”li-check li-mainbdr main-c-before”]
- Messenger Roomsは専用のアプリやサイトではなく、Messengerの中の機能として使用
- PCの場合は、ブラウザがGoogle ChromeかFirefoxしか対応していない
参加者も同様です。ChromeかFirefoxが必要です。 - スマホやタブレットの場合は、ブラウザがSafariでも問題なく使用できた
(iPhoneだったのでアンドロイドは未検証)
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まとめ
ブラウザに制限があるとはいえ、参加者はユーザー登録も必要なく、無料で時間無制限で会議を開催できるので、使い勝手は良いです。
一度に50人まで参加できますし、スマホでもPCでも同等の機能ですので、現在他のツールを使用されている方でも、Messenger Roomsも試してみてはいかがでしょうか?