ドバイに行って参りましたので、現在のドバイの様子やコロナに対する対策などをご紹介したいと思います。
UAEのコロナ感染状況
ドバイのあるUAE全体のコロナ感染状況は以下の通りです。(2021/3/19現在)
累計で434,465名の方が感染し、1,424名の方がお亡くなりになっています。
今のところ、2021年1月頃に感染者がピークに達し、それ以降は新規感染者数・死亡者数共に減少してきています。
UAEのコロナ対策
UAEでのコロナに対するアクションは下記のようになっています。
日付 | 項目 |
---|---|
2020年03月17日 | 大幅な入国制限の実施 |
2020年03月25日 | 国際旅客便停止 |
2020年03月23日〜06月26日 | 夜間外出禁止 |
2020年04月04日〜04月23日 | ドバイでのロックダウン |
2020年07月07日 | ドバイ観光客受け入れ再開 |
2020年12月〜 | リアルイベント再開(展示会など) シノファーム製ワクチン認可・接種開始 |
3月末から3ヶ月間は夜間外出禁止になっていて、ドバイは4月にはロックダウンもありました。
UAEは7つの首長国があります。首長国ごとに対応が異なっている点も多くあります。ドバイは、その中で最も積極的に経済対策をしている首長国だと思います。
ドバイは石油が出ませんので、観光・金融・物流が経済の3本柱です。
7/7には観光客の受け入れも再開しましたし、外資企業の100%出資の許可など新たな企業誘致策を打ち出し、移民政策に関しても緩和を行っています。
こうした政策には賛否のあるところだとは思いますが、年間での被害者数(死者数)を考えた場合、経済を止め続ける被害の方が大きいという判断だと思います。
今回、日本でPCR検査を受けて陰性証明書を持ってドバイへ入国しましたが、入国後は特に隔離や行動規制はなされていませんでした。
一方、同じUAEでもアブダビは今でも厳しい入出国制限をしています。例えば、アブダビ入国時及び入国後8日目のPCR検査と10日間の自己隔離期間が求められます。
今回、そういった状況のため、アブダビの方と商談予定でしたが、キャンセルとなってしまいました。
2021年2月のドバイの状況
2021年の2月末ドバイに滞在していましたので、その状況をいくつか写真でご紹介します。
夏から旅行者受け入れ再開をしたとはいえ、やはり観光客は少ないです。
マスクをつけていないと罰金9万円!
ドバイ入国後は、特に行動の制限などはありませんが、
- マスク着用が義務化(非着用の罰金が300AED=約9万円!)
- 飲食店は人数制限(確かMAXの70%以下まで入店させてはいけない)
- タクシーも人数制限
などのルールがありました。
ドバイのワクチン状況
これは現地在住の方に聞いた話です。(日本人で30年住んでいる方とUAE人の財閥の方から聞きました)
60歳以上の方は優先的に12月にワクチンを接種することができたそうです。
現在は、下記3種類のワクチンが認められていて、選ぶことができると言っておられました。無料だそうです。
・シノファーム
・ファイザー
・アストロゼネカ
ドバイでのPCR検査
現地でPCR検査を受けて陰性証明をもらわなければ帰国できませんので、現地の病院に行ってPCR検査を受けてきました。費用は150AED(約4,350円)で、日本でPCR検査を受けるより格段に安いですね。日本では普通に4〜5万円取られますから。
早朝に行きましたので、あまり並ぶ事なく、30分くらいで終了。翌日に検査結果がメールで届きます。(証明書はPDFで添付)
この証明書を印刷して、搭乗・帰国時に提示します。
僕は「American Hospital Dubai」という病院で検査を受診しました。
最後に
仕事の関係でドバイ入りしましたが、ドバイはマスクをしなくてはいけなかったり、タクシーやお店も人数制限などもありましたが、特段大きな制限はありませんでした。
ワクチン接種状況やPCR検査・国のコロナ対策など、日本とは異なる状況を見ることができました。
早く日常に戻って、仕事や旅行で海外に行けるようになると良いですね。