仕事でもプライベートでも重い(容量の大きい)ファイルを送ったり、共有することがあろうかと思います。
今回は、ファイルを共有するのに便利なファイル転送サービスとクラウドでのファイル共有方法をご紹介します。
無料でファイル共有ができる転送サービスを比較
容量の多いファイルを送ることのできる転送サービスは、無料のものと有料のものがあります。
有料と無料の違いは、アップロード・ダウンロードのスピード、送れるファイル容量の大きさ等のサービスに差があること。
ですが、多くの場合、無料で使えるサービスで十分だと思います。
無料のファイル転送サービスは、サイト上に広告を掲載する事で無料を維持しているので、少々ページが見ずらいという難点もありますが、そこにもつぶれば、無料で十分な機能を有しています。
今回、紹介するのは下記の3サービスです。
データ便 https://www.datadeliver.net/
firestorage https://firestorage.jp/
Gigaファイル https://gigafile.nu/
これらの転送サービスを比較してみました。
無料ファイル転送サービス3選
ファイル転送サービスには、無料・有料の違いのほか、ユーザー登録が必要なものと不要なものがあります。それぞれ送ることのできる容量やサーバー保管期間などが違うので、下記表にて比べてみてください。
データ便
プラン名 | ライトプラン | フリープラン | ビジネスモデル |
1回の転送容量 | 500MB | 1GB | 無制限 |
保管期間 | 3日間 | 3日間 | 30日間 |
会員登録 | 不要 | 必要 | 必要 |
利用料金 | 0円 | 0円 | 330円〜 |
filestorage
プラン | 未登録会員 | 無料会員 | ライト会員 | 正会員 |
1回の転送容量 | 2GB | 2GB | 5GB | 10GB |
保管期間 | 最長7日 | 最長7日 | 最長7日 | 最長7日 |
会員登録 | 不要 | 必要 | 必要 | 必要 |
利用料金 | 0円 | 0円 | 1,037円(税込) | 2,085円(税込) |
Gigaファイル
転送容量 | 1ファイル200GBまで・個数無制限 |
保管期間 | 最長60日 |
会員登録 | 不要 |
利用料金 | 0円 |
どのサービスを使っても遜色ないと思いますが、登録も必要なく、送ることのできる容量も最も大きいのが、Gigaファイルです。
そうはいっても他の2つも1GBや2GBのファイルを無料で送れるので、使いやすいサービスを選ばれると良いと思います。
ファイル転送サービスの利用方法
ファイル転送サーボスは、クラウド(サーバー)上にファイルを送り、そのファイルにアクセスできるURLを取得。
そのURLを、ファイルをお送りしたい人にメールなどでお知らせする、という流れになります。URLが送られてきた人は、そのURLからファイルをダウンロードすることができます。
会員登録が不要なサービスは、サイトにアクセスすればすぐに利用できるので非常に便利です。
ちなみにこれらのサービスは、iPhoneなどのスマホからも利用できます。
クラウドサービスを使ったファイル共有
上記のようなファイル転送サービスではなく、日常使用されているクラウドサービスでもファイルを共有することができます。
例えば、下記のようなサービスです。
- DropBox
- iCloud
- Googleドライブ
- One Drive
これらのクラウドサービスは、クラウド上に置いてあるファイルを簡単に共有できます。
日常から、AppleユーザーはiCloud、MicrosoftユーザーはOne Drive、GoogleユーザーはGoogleドライブ、を使用されている方も多いと思いますので、転送サービスのようにいちいちファイルをアップロードする必要がなく、こちらの方が便利かもしれません。
クラウドでのファイル共有方法
クラウドでのファイル共有は非常に簡単です。
例)One Driveでのファイル共有
①One Driveへアクセス
②One Driveで共有したいフォルダ(ファイル)を選択
③共有をクリックして、共有したい人のメールアドレスを入力
④送信をクリックして完了。
もし、共有したい人のメールアドレスがわからない・LINEやMessengaerなどで共有したい場合は「リンクをコピー」をクリック。メール本文やLINEのトークなどにリンクを貼り付けて送ってください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
重いファイルでメールなどでは送れない場合に、ファイル転送サービスやクラウドでのファイル共有が非常に便利です。
基本的に無料で利用できますので、上手に活用しましょう。