Go To キャンペーンとは
Go To キャンペーンは、端的に言うと、観光旅行や外食に行くと割引や補助が受けられる国主導のキャンペーンです。
新型コロナの影響で、大きな被害を受けている事業や地域の活性化のために行われる需要喚起策ですね。
経済産業省の事業内容には下記にように書いてあります。
新型コロナウイルスの感染拡大は、観光需要の低迷や、外出の自粛等の影響により、地域の多様な産業に対し甚大な被害を与えている。このため、新型コロナウイルス感染症の流行収束後には、日本国内における人の流れと街のにぎわいを創り出し、地域を再活性化するための需要喚起が必要。(中略)
需要喚起キャンペーン事業 説明資料より
今回の感染症の流行収束後において、甚大な影響を受けている観光・運輸業、飲食業、イベント・エンターテイメ ント業などを対象とし、期間を限定した官民一体型の需要喚起キャンペーンを講じる。
Go To キャンペーンの内容をチェック
では、このキャンペーンはどのような内容なのでしょうか?Go Toキャンペーンには、4つの種類があります。
そのうち、私たち消費者が直接、割引や補助を受けられるものは3つです。
- 旅行代金の補助(Go To Travel キャンペーン)
- 外食代金の割引(Go To Eat キャンペーン)
- イベントの参加割引(Go To Event キャンペーン)
そして、商店街などが来店や購買を促すイベント開催などを行う際の補助を行う
- Go To 商店街 キャンペーン
の計4つのキャンペーンになります。
ちなみに、これらキャンペーンは全て(仮)とかいてあるので、今のところ仮称です。
今回は、僕たち消費者が直接割引などを受けられる3つのキャンペーンについて解説します。
Go To Travel キャンペーンの詳細
国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行商品の割引、旅行先の土産物店、飲食店、観光施設などの割引を受けられます。
どのくらいお得(割引)?
旅行商品価格の1/2の割引(1人1泊あたり上限2万円)が受けられます。最大で半額になるというのは大きいですね。
いくつかの旅行会社ではキャンペーン予告も行なっておりますが、対象旅行商品などの詳細はこれからという感じです。
割引イメージは下記の通りです。
旅行会社や旅行先はどこでも良いの?
この辺りの詳細は出てきておりません。おそらく旅行先も旅行会社も制限はないと思われます(私見)。
Go To Travelキャンペーンの注意点
このキャンペーンは、海外旅行は対象ではありません。国内旅行のみで、国内でしたら宿泊旅行・日帰り旅行のどちらでもOKです。
また、事前に旅行代理店店舗や予約サイトからの予約が必要になるので、購入の際は注意しましょう。
Go To Eat キャンペーンの詳細
飲食店で使えるポイント等の付与・プレミアム付き食事券がもらえるといったキャンペーンです。
どのくらいお得(割引)?
割引を受ける方法は2つあります。
- オンライン予約サイト経由で予約・来店。次回の飲食店予約で利用出来るポイント等を最大1,000円分付与してもらう
- 食事券代金を20%引きで購入
となっています。
「ポイントをもらう」か「割引された食事券を買うか」の2種類ということですね。
全てのお店が食べログやぐるなび等に登録しているわけではないので、ポイント付与だけでなく、割引食事券という方法も用意しているのかもしれません。
Go To Event キャンペーンの詳細
国内で開催されるイベント・エンターテインメントのチケットの割引を受けられるというものです。
どのくらいお得(割引)?
イベント・エンターテインメントのチケット代金を20%引きで購入できます。
チケット代金の割引だけでなく、会場での物販で利用できるクーポンや別のイベントのチケット購入で利用できるポイント付与、
といったものもあるようです。
まとめると
- チケット代金の割引
- 会場でグッズなど物販購入で使えるクーポン
- 別イベントのチケット購入で使えるポイント
Go To キャンペーンはいつから?いつまで?上限は?
当初は、7月下旬からの開始予定でしたが、今はまだ未定です。いつまでという期限も今はまだ決まっておりません。
また、以下の旅行での補助の上限は示されていますが、何回でも良いのか?という上限回数についても不明です。これから出てくると思います。
割引を受けるための手続きは必要?
旅行代理店や旅行サイト、宿泊施設の予約サイトから予約する必要はありますが、個人で補助や割引の申請手続きは必要ないもようです。
まとめ
Go To キャンペーンは、旅行や外食などに対して、大きな割引が受けられるキャンペーンですので、ぜひ利用しましょう。
いつからいつまで等の細かな内容がまだ発表されていないので、随時情報を更新していきたいと思います。