今回は、昨秋に購入したChromeBookのご紹介です。
使う用途が本機種とマッチしていれば、かなりお買い得なパソコンになると思います。
メイン機として、アップルシリコン搭載のMacbook Air 13inchを買いまして、外出用・出張用にChromebookを購入しましたので、その用途での使い勝手などをご紹介できればと思います。
Chromebookとは
Chromebook(クロームブック)とは、Googleの開発したOS:ChromeOSを搭載したコンピュータ・デバイスです。タブレットに近いものからノートパソコン型まで複数の商品が販売されています。
今回購入したChromebook (おすすめ)
購入したのはLenovoのIdeaPad Duet Chromebookです。
Lenovo(レノボ) 10.1型 ノートパソコン Lenovo IdeaPad Duet Chromebook ZA6F0038JP(CHROME)この機の特徴は、キーボードを取り外して、タブレットのようにも使える、ということです。
軽くて持ち運びやすくて、タブレットのようにも使えて、キーボードも付属しているので、chromebookの中でもオススメの機種です。画面が少し小さいので、その点は注意が必要です。(画面は10インチの大きさです)
他の付属品は、電源アダプタとヘッドフォンジャック・アダプタのみ。
端子はUSB-C端子が一つのみ。
ヘッドフォンジャック・アダプタは、オンライン会議や音楽・動画視聴に便利です。
Chromebookは金額が安い
Chromebookは、様々な価格帯ものがありますが、比較的安いものが多いです。
今回購入したideapad Duetは、Lenovoの公式サイトでも税込42,636円と、パソコンにしてはかなり安いです。サブ機として購入しやすいのではないでしょうか。
Lenovo IdeaPad Duet Chromebookのスペック
プロセッサー | MediaTek Helio P60T プロセッサー ( 2.00GHz ) |
初期導入OS | Chrome OS |
ディスプレイ | 10.1″ WUXGA IPS LEDバックライト 光沢あり マルチタッチ対応(10点) 1920×1200 |
メモリ | 4.0GB LPDDR4X (オンボード) |
ストレージ | 128GB |
バッテリー | 2セル リチウムイオンポリマーバッテリー |
ブルートゥース | Bluetooth 4.2 |
内蔵カメラ | 800万画素 AFカメラ(背面) 200万画素 カメラ(インカメラ) |
Officeソフト | 付属なし |
アマゾンではアマゾン限定のIdeaPad Duet Chromebookがあります。ストレージが通常の半分の64GBしかないモデルです。当初は金額が安かったのですが、今は同じ価格で128GBのものがありますので、128GBの方がおすすめです。
家電量販店でも安いものがありますので、そちらでもチェックしてみてください。
Lenovo IdeaPad Duet Chromebookの重さ(重量)
重さを測ってみたところ、
キーボード付きで941g
キーボードなしでは687gでした。
外出時の持ち出しもそこまで負担にならない重さではないでしょうか。
Chromebookで何ができるか
Chromebookは、パソコンと同じような処理ができるモバイルデバイスです。あくまでパソコンに近い、という感じで、PCよりもタブレットやスマホよりのデバイスと思った方が良いと思います。
例えば、マイクロソフトのWord・Powerpoint・Excelのファイルは、オフィス365に加入している人やGoogleのアプリ(ドキュメントやスプレッドシート・スライド)を使えば処理できないことはないです。
しかし、レイアウトが崩れてしまったり、全く同じ環境でできるわけではありません。
他にもAdobeのイラストレーターやフォトショップのファイルも同様に扱いづらいです。PCで作成したイラストレーターのファイル(拡張子:ai)は、Chromebookでは読み込めません。
ですから、あくまでキーボードも使える「タブレット(スマホ)」と考えた方が良いです。
また、オフラインでも使えないことはないですが、非常に不便ではあります。
事前に使用するファイルをダウンロードしておくとか、Gmailなども別途設定が必要です。この辺りはパソコンの使用感には及びません。
Chromebookでできること
Chromebookでできることを列記してみると以下のようになります。
- Webブラウジング
- メールチェック・送受信
- オンラインミーティング
- メモを取る
- 書類の修正、下書きなど
- 軽いゲームをする
- 動画や音楽を楽しむ(YouTubeやPrimeVideoなど)
例えばテレワーク用に、オンラインミーティングやメールの送受信・簡単なファイルチェック・修正などに使用するのでしたら、非常にコスパの良いデバイスとして使えるでしょう。
一方、画像編集や動画編集・イラレやフォトショップなどをよく使うのでしたら、非常にストレスがたまると思います。
個人的にはオフィスソフト(Word・Excel・Powerpoint)も心地よく使えているとは言えないです。
メリット・デメリット
Chromebook使用のメリット・デメリットについてまとめてみたいと思います。
メリット
・軽い(これは機種によりますが)
LenovoのIdeaPad Duetは、1キロを切る重さなので持ち運ぶのにはとても良いです。
・起動が早い
クロームブックは起動が早いのが特徴です
・常に最新版のOSやセキュリティ状態が保てる
ChromeOSは、8年間自動更新をしてくれる(今回購入分は2028年6月まで)
デメリット
・パソコンと同じ作業環境にはなるとは限らない
・オンラインでないと不便なものも多い
クロームブックはインターネットに繋がっているのが基本、というデバイスです。
*オフラインでも使用できますが、不便なことが多い
メインのパソコンとして使用もしくはこれ1台だけ、というのは難しい方も多いと思いますが、サブ用・外出/出張用としては使いやすいと思います。(外出用の場合は、モバイルWifiやスマホのテザリングが必要になると思います。)
また、Google MeetやZoom、Webexなどのオンラインミーティングのアプリが使えますので、テレワーク用には良いかもしれません。
iPadとの比較
Chromebookは、パソコンよりiPadがライバル機になるのではないかと思います。
iPadと比較した場合、
・起動等のスムーズや動作はiPadが上
・タブレット使用の使い勝手はiPadが上
・安さはChromebookに軍配
といった感じです。
Ideapadに新機種登場「IdeaPad Duet 560 Chromebook」
Ideapadに「IdeaPad Duet 560 Chromebook」という新機種が登場しました。
チップセットはQualcomm Snapdragon 7c Gen 2(8コア、2.55GHz)でミドル~ミドルハイ相当のスペック。上記10.1インチIdeapadの上位機種にあたります。
メモリは4GBか8GB、ストレージは128GBか256MB。
重量は、単体で約700gで10.1インチと大差ないですが、キーボードをつけると、1.23kgほどになり、少し重いかなという感じです。
ディスプレイは、13.3型フルHD(1,920×1,080ドット)の有機ELですので、10.1インチに比べると格段にきれいなはず。
また、USB-Cポートが2つあるのは便利だと思います。10.1インチ同様ヘッドホンジャック・アダプタ(USB-C)も付属。
価格は、4万円前後で購入できる10.1インチよりも高く、7万円前後。スペックを考えると、かなりコスパの良いデバイスだと思います。
これからChromebookを購入検討される方は、こちらも検討してみてください。
まとめ
パソコンというよりもPC寄りのタブレットという性能・メールやブラウジング・テキストを打つ・オンラインミーティング、といった使い方をするには向いているデバイスです。
一方、重い処理~動画編集や負荷の多いゲームなどは不向きです。オフラインでも作業ができるとはいえ、オンライン環境で使用するのが多い方向きでもあります。
とはいっても、Chrombookは比較的金額が安いため、購入しやすいデバイスだと思います。サブ機や出張用などの用途としては試しやすいので、上記のような使い方でしたら試してみるのもありではないでしょうか。