住宅ローン控除の申告をお忘れなく!

住宅ローン控除

もうすぐ3月…確定申告の時期ですね。
サラリーマンは会社で代行してくれるので、12月に年末調整の書類を提出すること以外に、あまりピンとこないかもしれません。

ですが、住宅ローン控除申請は、確定申告をしなくてはいけません。慣れないことで面倒かもしれませんが、効果は大きいので、ぜひ行っていただきたいと思います。

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住宅ローン控除の申告を忘れずに

住宅ローン控除は、ローンを使ってマイホームを購入したり、一定の増改築をされた方が使える制度です。
確定申告を行えば、年末の住宅ローン残高の1%が10年に渡って毎年控除されます。控除を受けるためには、いくつか条件があります。ローン返済期間が10年以上であること、自分が住む住宅購入か新築であること、住宅を取得してから6ヶ月間内に入居のこと、などです。住宅にも条件がありますのでご注意下さい。
(床面積50㎡以上など)

例えば、2000万円の住宅ローン残高の方は、その1%=20万円が支払った所得税から戻ってきます。
目安として、およそローン金額1000万につき9万円前後の税金が戻ってくるのではないでしょうか。(具体的な金額は税務署等にご確認下さい)。また、住民税からも年間97500円を上限に控除が受けられるようになりましたので、住宅を取得された方は、忘れずに申請しましょう。

住宅ローン控除の申告は初年度のみ

サラリーマンの方は、確定申告が必要なのは初年度だけで、翌年からは年末調整時期に書類提出のみで済みます。
(翌年は税務署から「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」という用紙が送られてきますので、会社に提出しましょう)

ちなみに、申告には住民票や住宅の登記簿等が必要になるので、税務署に確認をして必要書類を準備しておきましょう。

住宅ローン控除の確定申告は、通常の確定申告と違って3/15を過ぎても大丈夫です。
住宅ローン控除は、正確には還付申告にあたるので、1/1から5年間の間に提出とのこと、というルールらしいです。
ということは、申請を忘れていた方で、数年前までの住宅取得をした方は、これからでもまだ間に合うかもしれません!

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この記事を書いた人

場末のファイナンシャルプランナー。得意分野は、保険とローン・資産運用。自社では、食品卸・輸出・旅行手配も行ってます。猫と旅と音楽とガジェット類が好き。

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