政府の2015年度予算案が決まりました。
一般会計の歳出総額は96兆3420億円で、過去最大とのこと。
一方、税収は54兆5250億円で、1991年以来の高い税収らしいです。
その他収入が約5兆円。
1年間で約96兆円使います。収入は約54兆円です。
足りない約37兆円は借金致します。
という内容ですね。
借金つまりは新規の国債発行額は36兆8630億円で、これも久しぶり
の低水準です。
ぜひ政府には財政健全化を目指してほしいのですが、まだまだ遠い道
のりですね。
減ったとはいえ、予算の1/3にあたる36兆円を借金に頼ってますし、
予算の中でも最も大きな割合を占める社会保障費(健康保険や年金や
介護の費用)が、31兆5000億円で、この金額は毎年1兆円づつ増えて
いく、という試算もあります。
社会保険料を納める現役世代の人口は今後ますます減って、もらう側
の人口が圧倒的多数になっていくのですから、今回のような税収増な
どはまさに焼け石に水。
果たして政府はどのような舵取りをしていくのでしょうか。
[ad#co-2-468]