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ライフプランニングとは何か?

2015年5月2日

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ライフプランニングとは何か?

2015年5月2日

4月より企業からの依頼でライフプランニング研修をやらせていただいています。
新人社員向けの研修ですが、ライフプランニングの基礎をテーマに全7回のシリーズで行っています。その研修原稿を元に、要点をこのブログでもお伝えしていきたいと思います。

ライフプランニングとは何か?

そもそもライフプランとは何でしょうか?
この言葉は和製英語で、海外ではFinancial Plan(ファイナンシャルプラン)というのが一般的です。
日本でライフプランニング・サービスを提供する人のことを「ファイナンシャル・プランナー(FP)」と呼びますが、これらは英語からきた呼び名なんですね。
FPの本には「ライフプランニング=人生設計」といった表現で書かれていることが多いですが、具体的にはどんなことをするの?と言われると、次のような例でお話をしています。

人生を遠足に例えてみる

人生を遠足のように考えてみましょう、と言っています。
遠足は、行き先があってその間にいろいろな行事があり、事前に計画が立てられています。
例えば、どこかの工場見学をして、お弁当は〇〇公園で食べて、レクレーションをやって、何時に帰ってくる...といった感じです。

これを人生という長いスパンで考えてみるのが「ライフプラン」なのです。

お子さんのいるご家庭で考えてみると、
教育・・・お子さんの教育計画
住宅・・・購入?賃貸?
耐久財・・家具、家電、自動車など
趣味・・・家族でどんなことをした?
老後・・・どのようなセカンドライフを送りたい?
など遠足のイベントのようにどんなことをしたいかを考えます。

適当で良いとまでは言いませんが、数十年先のことまで考えるので、あまり深くは考えなくても問題ありません。
あれが欲しいなあ、こういうことがしたいなあ、程度でも良いのです。
そこで、自身のお金の使い方や嗜好性も見えてきます。

こうした、やりたい事や欲しい物のことを「ライフイベント」と言いますが、このライフイベントを時系列に並べていくことをライフプランニングと言います。

ライフプランにお金の計画を足していく

ライフプランは、まず「ライフイベント」の考えを整理していきます。
そしてその後にお金の試算をしていくのです。ファイナンシャルプランという言葉ですと、どちらかというと「お金」のプランニングがメインのように考えてしまいますが、実際のライフプランニングは、最初はお金のことは考えません
まずは、お金抜きにして何をやりたいか、どんなものを手に入れたいか、といったことを考えます。

なぜ、お金のことを考えないないかと言うと、何となく「これは無理かな」のような勝手な判断/自制をしてしまうからです。
最初から、これは無理あれも無理のような判断をしてしまったら、プランニングをしても面白くないですよね。無理だと思っていても、計画を作ってみたら実際には叶うものがあるかもしれません。

ですから、ご夫婦で、ご家族で、夢や希望を大いに語っていただいて、欲しいものやりたい事を計画に落としてみて、そして初めて必要な金額を当てはめていくという作業を行うのです。

ライフプランニングのメリット

例えば、欲しいものもなく、やりたいこともなく、ただ食べていければ良い、ということでしたら、ライフプランは必要ありません。

でも、「マイホームが欲しい」とか「年に1回は海外旅行がしたい」とかの希望があるのでしたら、ライフプランニングをやってみた方が良いでしょう。

お金も有限です。プランニングをすることで、限られた範囲内で、やりたいことやって、欲しいものを得るために、どのように計画的にお金を投じていけばよいのかを知る事が出来ます。
プランニングをすることで安心してマイホームを購入できたり、お子様の教育費を捻出できたり、希望の旅行ができたり、経済的なメリットを享受することができます。

ライフプランにメンテナンスは必須です。

5年後、10年後がどうなっているかは誰にもわかりません。
また、ご自身の考え方・価値観・取り巻く環境も変わってくるでしょう。

将来どうなるかわからないから計画を立てても無駄という人もいますが、逆にどうなるかわからないから一つの基準を作る、それがプランニングの大きな大きなポイントです。

「型やぶり」という言葉があります。これは、基本的な「型」があるからこそ「破る」ことができます。型がなければただの「めちゃくちゃ」です。

将来どうなるかわからないからこそライフプランニングを行い、定期的にメンテナンスをしてプランを可変させていく事が非常に重要なのです。

ライフプランは誰にでも必要なのか?

毎日湯水のようにお金を使っても大丈夫な人は、プランニングは必要ないかもしれません。また、3食の食事と最低限の衣服・住むところがあれば、他には何もしたくない・欲しくない、という人も必要ないでしょう。

ライフプランが必要な人

[list class="li-yubi li-mainbdr main-c-before"]

  • やりたいことがある
  • 欲しいものがある
  • やりたいことを叶えたいがお金が心配な人
  • 欲しいものはなるべく手に入れたいがお金が心配な人
  • 将来に不安がある

[/list]

逆に必要のない人はこんな人です。

ライフプランが不要な人

[list class="li-chevron"]

  • 宵越しのお金は持たない
  • 計画なんて意味がないと思っている
  • 人生は行き当たりばったりだから面白い

[/list]

ライフプランは誰にも必要だし、役に立つと思っていますが、このような価値観を持っている方にこちらの考えを押し付けるのもどうかと思います。ので、そういった意味で「不要」だと思います。

まとめ

ライフプランとは何か、について記載してきました。まとめますと下記のようになります。

[list class="li-niku li-mainbdr main-c-before"]

  • ライフプランは、ライフイベントのプランニングである
  • イベントに必要なお金を試算して当てはめていく
  • 将来がわからないからこそプランニングしてみる
  • ライフプランの必要な人/不要な人

[/list]

  • この記事を書いた人

Dr.Mory

金融業界歴22年のファイナンシャルプランナー。得意分野は、保険とローン・資産運用。旅行業界の経験から旅行プランニングも行ってます。猫と旅行・ガジェット類が好きです。

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