7月からマイナポイント・キャンペーンの申し込みが始まりました。
マイナポイント・キャンペーンは、マイナンバーカードを持っていると、キャッシュレス決済のポイント等をもらうことができるキャンペーンです。
1人最大5,000円分までもらえるので、ぜひ利用しましょう!
今回は、マイナポイント・キャンペーンの内容や申し込み方法などを解説します。
マイナポイントとは?
マイナポイントとは、マイナンバーカードを使って、好きなキャッシュレス・ポイントに交換できるポイントプログラムのことです。
注意いただきたいのは、マイナポイントというポイントがあるわけではありません。
マイナポイントは、他のキャッシュレス・ポイント(例えば、楽天ポイントやPayPayボーナス、Waonやnanacoなど)に交換できるものと思ってください。
マイナポイントはどうやったら受け取れる?
マイナンバーカードを使った手続きが必要となります。次の3つを行いましょう。
- マイナンバーカードを手に入れる
- マイナポイントの予約をする
- マイナポイントの申し込みをする
順を追って解説していきます。
マイナンバーカードを取得
まず、マイナンバーカードを手に入れましょう。(通知カードでは不可です。)
まだ、お持ちでない方は、各自治体が発行していますので、お住いの役所に申し込みをしてください。
今は新型コロナの影響もあり、カードを手に入れるのに時間がかかります。取得までに約2か月見ておきましょう。(僕は5/7に申し込んで7/2にカード交付通知書が届きました)
マイナポイントの予約
カードが手に入ったら、マイナポイントの予約を行いましょう。スマホの場合は専用アプリから行います。
PCでも手続き可能ですが、マイナンバーカードを読み込むためのICカード読み取り機が必要なので、スマホでの手続きが便利でおすすめです。
アプリの取得は下記からどうぞ。
マイナポイントを予約するとマイキーIDというIDが発行されますので、保存しておきましょう。
マイナポイントの申し込みを行う
予約が完了しましたら、マイナポイントの申し込みを行います。申し込みもアプリで行います。
ここで、自分が使いたいポイントサービスを選びましょう。最初に書いたように、マイナポイントはそれ自体がポイントなのではなく、ポイントに交換できるだけです。
ポイントサービスは、日頃使用しているものから選択すると良いと思います。
例えば、近所のイオンでよく買い物するのでwaonを選ぶとか、セブンイレブンによく行くのでnanacoにするとか、paypayをいつも使っているのでpaypayで申し込む、といった具合です。
キャッシュレスサービスを選ぶ際の注意点は、
- 選べるキャッシュレス・ポイントは一つだけ
- 一度選ぶと変更ができない
という点です。
この点は十分に注意しましょう。
例えば、最初にファミペイで申し込んだら、後からnanacoやau payに変えたくてもできないんです。
マイナポイントはどのようなポイントに交換できるか
マイナポイントは、クレジットカードやQRコード決済など、様々なキャッシュレスサービスのポイントに交換できます。
全国規模の主なキャッシュレス・サービスを一部挙げてみました。
電子マネー | Suica(JRE Point)・ICOCAポイント・Pasmo・nanacoポイント・Waon・Edy など |
QRコード決済 | メルペイ・LINEペイ・PayPay・楽天Pay・d払い・au Pay・Famipay など |
クレジットカード | 三井住友カード・東急カード・エポスカード・楽天カード など |
これ以外にも、地域通貨に変えられたり、チェーン店で使えるポイントになったり、といったものもありますので、チェックをしてみてください。
交換できるキャッシュレス・ポイント情報はこちらから https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/service_search/
マイナポイントはいくらもらえるの?
申し込んだキャッシュレス・サービスのチャージ金額、もしくは使った金額の25%をもらうことができます。上限が5,000円になります。
マイナポイントは子供など家族全員分もらえる
1人5,000円ですので、4人家族なら20,000円・3人家族なら15,000円、夫婦でも1万円分のポイントをもらえるので、結構大きいですね。
マイナンバーカードごとにもらえるので、子供もOKです。
マイナポイントはいつからもらえるの?
マイナポイント・キャンペーンは、「申込期間」と「ポイントの使用期間」で期間が異なります。
申し込み | 2020年7月1日~2021年3月31日まで |
使用期間 | 2020年9月1日〜2021年3月31日まで |
マイナポイントの申し込みは、7月1日からですが、使用できるのは9月1日からです。
ですから、例えばPayPayでマイナポイントを申し込んだとして、7月や8月にチャージしたとしても、マイナポイントの対象にはなりません!要注意です!
マイナポイントはいつまで?
申込期間・使用期間は、上記の通り来年の3/31までですが、このマイナポイント・キャンペーンの政府予算が2458億円となっていますので、それを使い切ったら終わりとなります。
申し込んだ人全員が、上限である5,000円分のポイントをもらったとしたら、約4000万人分で終了となる計算のようです。
全員が2021年の3/31まで使用できるかはわかりませんので、早めに手続きしておきましょう!
ポイントを受け取るのはどのキャッシュレス・サービスがお得か?
どのキャッシュレスサービスでポイントをもらったらお得かを有名どころのキャッシュレス決済サービスにて調べてみました。
多くのキャッシュレス・サービスで、特典やキャンペーンを開催していますが、8月中いっぱいなど期限付きのものが多いです。早めのチェックを!
PayPay
PayPayは、チャージを行った時とPayPayで支払った時にポイントがもらえます。
マイナポイントの対象 | チャージしたとき・支払いに使ったとき |
ポイントの付与 | チャージした金額・支払った金額の25%。 上限は5000ポイント |
付与方法 | PayPayボーナスとして付与される |
特典など | 8/31までにマイナポイントにPayPayを登録すると100万円当たるキャンペーン中(詳細はこちら) |
注意点 | PayPayで支払う時はPayPay残高からでないと対象とならない(クレジットカード払いはYahooカードのみ対象) |
抽選キャンペーンをやっていて、100万円が当たるかもしれない!ので、通常PayPayを利用している方以外も、運試しにPayPayにしてみる価値はあるかもです。
Suica(JRE Point)
JRE Pointは、JR東日本が運営するポイントサービスです。
マイナポイントの対象 | Suicaにチャージしたとき |
ポイントの付与 | チャージした金額・支払った金額の25%。 上限は5000ポイント |
付与方法 | JRE Pointとして付与される |
特典など | さらに1,000ポイントがもらえる(詳細はこちら) |
注意点 | ガソリンスタンドでのチャージなど、一部マイナポイントの対象外のチャージ場所があるので注意。 |
Suicaを選ぶと+1,000ポイントをもらえるので、JR東日本エリアの方はお得ですね。
楽天カード
楽天カードは支払いに使った時にマイナポイントの対象となります。
マイナポイントの対象 | 楽天カードで支払いをしたとき |
ポイントの付与 | カードで支払った金額の25%。 上限は5000ポイント |
付与方法 | 楽天ポイントとして付与される |
特典など | 特になし |
注意点 | 楽天カードの本会員のみ。 楽天ビジネスカードは対象外。 楽天のマイナポイントに関しての詳細はこちら |
楽天カードは、マイナポイントに関してはキャンペーンや特典をやっていないので、あまり選ぶメリットはないかも。
WAON
イオンの運営するWAON。イオンモールやまいばすけっと・マックスバリューのほか、ミニストップやファミリーマート、ローソンなどのコンビニでも使える電子マネーです。
マイナポイントの対象 | WAONでチャージをしたとき |
ポイントの付与 | チャージ金額の25%。 上限は5000ポイント |
付与方法 | WAONとして付与される |
特典など | チャージ金額の10%をWAONとしてプレゼント(上限2,000円)(詳しくはこちら) |
注意点 | 特になし |
Waonは、さらに+10%のポイントを上乗せしてくれるので、イオン系列でお買い物をよくする方はお得です。
必ず5,000ポイントをもらえるわけではない
マイナポイントは、必ず5,000ポイントがもらえるわけではありません。
これはどのキャッシュレスサービスを選んでも同じですが、使った金額/チャージした金額の25%分がポイントとなるので、例えばチャージ金額が10,000円だったら、10,000円×25%=2500ポイントしかもらえませんし、3,000円チャージでしたら750ポイントしかもらえません。
5000ポイントもらうためには、2万円分のチャージかお買い物が必要です。
あくまで上限が5,000円分ということですので、ご注意ください。
まとめ
マイナポイントは、一人につき最大5,000円分のポイントがもらえるキャンペーンです。
手続きや仕組みなどが少しわかりにくい部分はありますが、非常にお得なキャンペーンなので、ぜひ申し込みましょう!
マイナンバーカードを取得していない人は、取得までに時間がかかるので、早めに手続きしましょう。