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携帯電話料金を安くしたい時に読んで下さい

2020年12月24日

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携帯電話料金を安くしたい時に読んで下さい

2020年12月24日

NTTドコモから、衝撃的な安さ&シンプルな料金プランが発表されて、話題となっています。ソフトバンクも追随したプランを発表しました。おそらくauも今後新しいプランを出してくるでしょうから、携帯電話の料金形態が大きく変わっていくかもしれません。

今回は、家計見直しの大きな手段の一つである携帯電話の通信会社の選び方・プランの選び方について、おすすめとその理由を解説していきたいと思います。年末年始にかけて、各社から新しいプランが出てくると思いますが、2020年12月24日時点の情報で記載します。

家計の見直し・支出を減らしたい方は必読です。

この記事は、モバイルなどの知識や情報に詳しくない方向けに、やさしく書いていますので、とりあえず「どの会社のどのプランが良いか知りたい!」という方は、最後のまとめをご覧ください。

節約のポイント①: 製品と通信を分けて考える

携帯電話料金の負担を下げたい時は、まず「通信費」と「携帯電話代」を分けて考えましょう。

どの携帯会社も、携帯電話製品と通信費をセットにして安く見せるような事をしています。実際に安いものもありますが、多くは別々に購入しても製品代はあまり変わりませんので、まずは区分して考えることが大事です。

なぜなら、セットプラン等で、目先のポイントや割引に惑わされると、高い通信費のプランを選んでしまうことがあるからです。

製品と通信を分けて考え、先に通信プランを決めるようにします。

通信会社は大きく2種類

通信プランを決める際、通信会社には大きく2種類あると思ってください。

  • 大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)
  • 格安SIM会社(たくさんの会社があります。

それぞれの違いは、

大手キャリアは
・品質が高く(通信速度が速い)
・値段が高い

格安SIM会社は、
・品質は様々(速度が遅かったり)
・価格は比較的安い

といった点が挙げられます。

格安SIM会社は、大手キャリアから電波回線を借りて消費者に提供しています。そのため、自社で回線を持っている大手キャリアをMNO、大手から回線を借りている格安SIM会社をMVNOと表現されることもあります。

この大手キャリアと格安SIM会社の回線関係をかなりざっくりと説明すると、次のようになります。

通信速度を高速道路に例えると

よく高速道路に例えられるのですが、大手キャリアが5車線の道路を保有しているとします。そして大手が格安SIM会社に1車線を貸し出します。
格安SIMは、1車線を借りるだけで事業を開始できるので、設備投資や環境保全にそこまで費用が必要なく、安い料金で消費者にサービスが提供できます。

大手キャリアは、安く料金では提供できませんが、4車線を持っているので、たくさんの人が利用できます。格安SIMは、1車線しか使えないので、利用者が増えれば増えるほど、混雑します。

この混雑状況は、通信スピードに影響すると思ってください。道路が混雑して車のスピードが出ない=通信速度が遅い、と考えていただけるとわかりやすいかと思います。

つまり、大手キャリアよりも、混雑しやすい格安SIM会社の方が遅い通信速度になりがちです。

細かい理屈はともかく、
格安SIM会社の方が回線速度が遅くなりやすい
と覚えておきましょう。

ですので通信速度が遅いのは困る、という人は、格安SIM会社は選ばい方が良いと言えます。

節約のポイント②:プランはシンプルなものを選ぶ

携帯料金を節約したい場合、大手キャリアは要注意、です。

なぜか?

大手キャリア会社のプランは、「お得だ」「オトクだ」という割には、実はそんなに安くないからです。

大手キャリアの料金プランは、非常にわかりにくい体系・しくみになっていると思いませんか?
この特約をつけたら割引とかこの条件なら安くなるとか、「〇〇円~」という見出し価格も、様々な割引をフルに使って、しかも「半年だけ割引き適用」みたいなものも多いんです。

これは「本当は安くないものを安く見せたいから複雑」にしているんです。

販売する側に立つと理解できると思うのですが、本当に価格で勝負できるのなら、わかりやすく理解しやすいプランにするんです。

つまり、大手のプランは、安くないしお得じゃないものが多いんです。

auの経営する「UQモバイル」やソフトバンクの「ワイモバイル」も元々格安SIMですが、非常にわかりにくいです。これらはau・ソフトバンク本体よりも少し安いのですが、「当初〇ヶ月間割引」などの表記が非常に多くて、不信感が募ります。(とくにワイモバイル)

ですが、大手キャリアも少し節目が変わってきました。

今冬に発表されたNTTドコモのプラン「ahamo」・楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」・ソフトバンクの「ソフトバンク on LINE」などのようにシンプルでわかりやすいプランが出てきたのです。

こうした余計な特典などがついていないシンプルなものを選ぶ方が長い目で見ると得になるケースが多いです。

節約のポイント③:通信会社は使い方で選ぼう

では、具体的に通信プランを決めるところから始めていきましょう。

通信プランは、携帯電話をどのように使うことが多いのか?から考えることが大事です。

携帯各社の各プランは、通信データを使う量で料金が変わってきます。

そこで、下記の3点をチェックしてみましょう。

  1. よく通話する(電話を使う)
  2. 動画サイトやストリーミング(音楽)をよく使う
  3. SNSをよく使う

スマホなので、ネットをよく使うのは当然として、上記の3点を元に、自身に合ったプランを選ぶと良いと思います。

使い方によるお勧めプランを紹介

では、上記の3点に従っておすすめの通信会社とプランをご紹介します。冒頭にも書きましたが、モバイルや通信に詳しくない方向けに、今回のプランを紹介しています。細かく計算したら「こっちの方が安い!」というのも出てくると思いますので、最安値保証というわけではないことをご了承ください。

電話をよく使う方

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」がおすすめです。

楽天モバイルは、Docomoやau・ソフトバンクと同じ「大手キャリア」なので、通信速度もMVNO(格安SIM)に比べると遅くはないです(はずです)。

お勧めの理由:

  • 料金プランが安くてシンプルな設定
  • 楽天通信エリアに限りデータ使用無制限
  • 通話が「かけ放題

です。

わかりやすい料金設定

料金プランは税別2,980円です。他には何もかからないシンプルな料金設定です。

海外でもそのまま使える

海外で利用する場合でも2GBまでは追加料金なしで使えますので、海外に行く方もメリットありますね。(ただし、iPhoneだと海外では使えないので注意です)

データ使用無制限ですが...

無制限でデータが使用できるのはメリットですが、それは「楽天通信エリアの場合に限る」となっているのが注意点です。楽天通信エリア外だとauさんの電波を使用しますが、その場合は5GBまで、と制限があります。

ですので、楽天モバイルを利用される場合は、お住まい・主な活動地域が楽天通信エリアかどうか、必ずチェックしましょう。

こちらから確認できます。エリア確認はこちらから

アプリを使えば、電話かけ放題

楽天リンクというアプリを使って通話をする場合は、「かけ放題」なので、よく電話をかける方には楽天モバイルがおすすめです。

大手も含め、格安会社も通話は別料金と言う会社がほとんどです。電話かけ放題をオプションでつけると、大手で1,000円・格安SIM会社で800円前後はしますので、電話をよくする方は、楽天モバイルをおすすめします。

iPhoneユーザーはあまりお勧めできない

節約度の高い楽天モバイルですが、iPhoneユーザーには、あまりお勧めできません。
そもそも「動作保証対象外端末」と書かれていますし、機種等によっては一部使える、といった表現がなされているためです。(海外でも使えないですし)

iOSのバージョンを更新したら使えなくなった、といったトラブルもあるようです。

今後、解消されていくかもしれませんし、最新機種でしたら現在でも一応使えますが、iPhoneを利用されているのでしたら、あまり楽天モバイルはおすすめできません。

現在は無料キャンペーン実施中

現在、楽天モバイルでは無料キャンペーンをやっています。加入者が300万に達するまでに申し込んだ方は、1年間、基本料金が無料となります。

ですので、楽天通信エリアにお住まいの方で、節約をされたい方は、楽天モバイルはおすすめです。

詳細・申し込みは↓

ご利用の流れ

動画サイトや音楽サービスをよく利用する方

動画サイトや音楽ストリーミングを利用される方は、Biglobe(ビッグローブ)モバイルがおすすめです。ビッグローブ・モバイルは、格安SIM会社(MVNO)の一つです。電波回線は、docomoとauから借りています。

ビッグローブ・モバイルをおススメする理由は、動画や音楽などのストリーミングサービスがノーカウントになるオプションがあるからです。

どういうことかと言いますと、通信量をたくさん使うYouTubeやAbemaなどの動画配信、SpotifyやApple Musicといった音楽ストリーミングサービスは、どれだけ利用しても通信量に加えない、ということです。

スマホで通信データを多く使うアプリは動画やストリーミング系です。データ容量が大きいので通信量も多くなってしまいます。
そこがフリーになるのは非常に大きいですね。

お勧めの理由:

  • 料金プランが安い
  • オプションで、22種類のサービスのデータ量がノーカウントになる

です。

料金設定

料金プランは通信量で選べます。
3GB 1,600円
6GB 2,150円

エンタメフリー・オプション

エンタメフリー・オプションは、月額480円でつけることができます。オプションをつけた場合のプラン料金は、

3GB 2,080円
6GB 2,600円

となります。

フリーになる対象サービス

動画配信
(動画視聴のみ)

YouTube・ABEMA・U-NEXT・YouTube Kids

音楽・ラジオ配信
(音楽再生/ラジオ聴取のみ)

Google Play Music・YouTube Music・Apple Music・Spotify・AWA・Amazon Music・LINE MUSIC・radiko・らじる★らじる・dヒッツ・RecMusic

電子書籍配信
(閲覧・ダウンロードのみ)

dマガジン・dブック・楽天マガジン・楽天Kobo

その他のアプリ

Facebook Messenger・au PAY マーケット

ですから、月額3GBであっても、YouTubeでどれだけ動画を見ようが、Spotifyで音楽を聴こうが、dマガジンで雑誌をどれだけ読もうが、3GBからは使用しないので、それらのサービスをよく使う方には向いていると思います。

自宅や会社ではwifiを使用・外でも動画や音楽を楽しみたい、というライフスタイル向きです。

詳細・お申し込みはこちらから↓

BIGLOBEモバイル

それなりに通信データを使う方・大手が良い方向け

通信量はそれなりに使う(月間5~6GB以上)・とりあえず安くしたい方・大手が良い方は、docomoの「Ahamo」かソフトバンクの「ソフトバンク on LINE」のどちらかを選ばれると良いと思います。

ソフトバンク on LINE

Ahamo

お勧めの理由:

  • 料金プランが安くてシンプル
  • 大手キャリアの品質
  • docomo:海外でも使える・ソフトバンク:LINEの使用データがノーカウント

です。

安い料金設定

料金プランは税別2,980円です。これは楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」と同じ料金です。

大手の品質は安心、でもオンライン専用

docomoもソフトバンクも大手キャリア(MNOと言います)なので、通信速度も遅くないでしょうし、安心感はあると思います。

ですが、どちらのプランもオンライン専用ですので、店頭窓口での受付ができません。その点は要注意です。

docomo「Ahamo」:海外でも使える

docomoのプラン「Ahamo」は、海外でも使えます。楽天と違い、iPhoneでも海外で使えますし、データ量も20GBの範囲内となりますので、海外によく行く方はメリットが大きいですね。

ソフトバンク:LINEのデータがフリーに

「ソフトバンク on LINE」では、LINEのトークと通話の通信料がノーカウントとなります。LINEをよく使われる方には非常にメリットの大きいプランです。

サービス提供は3月から

「Ahamo」も「ソフトバンク on LINE」もサービス開始が2021年3月からになります。今すぐ、携帯料金を見直したい方は、既にサービスを開始している他社さんを選ぶのも手です。

通話は5分のみ

電話は両社とも「5分かけ放題」で、それ以上の通話は料金がかかってきます。電話を良くされる方はあ、楽天モバイルがおすすめです。

オンラインでのみ申し込み

これらのプランは、オンラインでのみ申し込みができ、店頭で相談することはできません。オンラインでのみ対応なので、料金を安くできているからです。

店員さんにいろいろ聞きながら進めたい・手続きしたい、という方は、料金は高いけれど通常のプランにするか、格安SIM会社で店頭対応している会社を選ばれると良いと思います。

データを多く使わない+家族で安くしたい

データ通信料をそんなに多く使わない・家族全体で安くしたい、という方にはIIJMIO(アイアイジェイミオ)がおススメです。

IIJMIOは格安SIM会社ですが、ファミリーシェアプランがあり、通信量を家族でシェアできます。大手キャリアも家族割りがありますが、金額でいうと圧倒的にこちらの方が安いです。

お勧めの理由:

  • 料金プランが安い
  • 家族でデータがシェアできる

です。

料金が安い

ファミリーシェアの場合、
月額3,260円+一人当たり追加700円
という料金設定です。

2人家族 3,960円(1人あたり:1,980円)
3人家族 4,660円(1人あたり:1,553円)
4人家族 5,360円(1人あたり:1,340円)

となり、一人あたりの料金は非常に安くなります。

例えば、ご夫婦と小さなお子様1人の3人家族でしたら、2人分=3,960円で良いので、かなり安く済みます。

データをシェアできる

ファミリーシェアプランの場合、12GB/月まで使えます。

1人あたりの通信データ量は、均等に割ると、

2人で使用、1人あたり:6GB
3人で使用、1人あたり:4GB
4人で使用、1人あたり:3GB

となり、決して使えるデータ量が多いわけではありません。

ですから、このプランは、データを多く使わない・料金を安くしたい方向けと言えます。

自宅ではWiFiを使い、外出中は動画など重いデータはあまり使わない、という人には最適だと思います。

また、IIJMIOは格安SIM会社ですので、通信速度も決して速くない、というのは注意点としておさえておいてください。

詳細・お申し込みは↓

IIJmioモバイルサービス

まとめ

ここまでいくつかプランを挙げてきましたが、最後にまとめたいと思います。(料金は全て税別)

詳細・お申し込みは、プラン名か会社名をクリックして下さい。(Ahamo・Softbank on LINEは3月サービス開始)

向いている人プラン名
(会社名)
基本料金データ量オプション等合計月額料金備考
電話をよく使うRakuten UN-LIMIT
(楽天モバイル)
2,980円20GB 2,980円電話かけ放題
海外でも使える(2GBまで)
動画配信や音楽配信をよく楽しむBIGLOBEモバイル1,600円3GBエンタメフリー・オプション(480円)2,080円22種類のサービスのデータ・ノーカウント
大手キャリアで安くしたいAhamo
(docomo)
2,980円20GB 2,980円海外でも使える(20GB内)
LINEをよく使うSoftbank on LINE
(ソフトバンク)
2,980円20GB 2,980円LINEのデータがノーカウント
家族で安くしたいファミリーシェア
(IIJMIO)
由テキスト
3,260円12GB1人追加で+700円2人: 3,960円
3人: 4,660円
 

  • この記事を書いた人

Dr.Mory

場末のファイナンシャルプランナー。得意分野は、保険とローン・資産運用。自社では、食品卸・輸出・旅行手配も行ってます。猫と音楽とガジェット類が好き。

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