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ANAマイレージ会員しか加入できない保険とは!?

2018年8月1日

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ANAマイレージ会員しか加入できない保険とは!?

2018年8月1日

ANAマイレージ会員しか加入できない保険商品があります。今回は、この保険の概要とメリット/デメリットをご案内いたします。

マイレージ会員専用の保険とは?

今回取り上げる商品は、ANAマイレージ会員専用の保険商品として販売されている「医療保険・がん保険」の2種類です。
「ANA明日へのつばさ」という名前がついています。
この保険の概要をまとめると

加入条件ANAマイレージ会員とその配偶者(満20歳以上65歳以下)
保障期間1年間(翌年以降は自動更新)
健康状態持病があっても加入可能

となっています。

特徴は、「ANAマイレージ会員」とその配偶者のみが加入できるという点です。

しかも、いろんな特典がありますので、ANAマイレージ会員であれば加入を検討されるのも良いのではないかと思います。

マイレージ会員しか入れないのではなぜ?

生命保険や損害保険では、ある種のグループに分けて、そのグループに所属する人たち向けに「割引」を適用する団体保険というものがあります。このマイレージ会員向けの保険もこうした団体制度を利用したものです。
「団体保険」は、世の中に結構あって、例えば、勤務先の会社が団体となっている場合に、その会社員だと団体割引が受けられます。企業が団体となっていたり、同業者グループが団体になっていたり(医者の団体とか建設関係の複数社での団体)、商工会議所もこのような団体になっていたりします。住宅ローンを組む際に、万が一の死亡の際に保険金でローンを返済するための「団体信用生命保険」という保険に加入する方が多いと思いますが、これも団体保険の一種です。

団体扱いの最大のメリットは、「保険料(掛金)が安くなる」ということです。



ANAの保険は、マイレージ会員という団体に対しての保険ということになります。
ですので、この商品の契約者は実はANAなんですね。通常の保険契約は、各自申し込んだ人やそのご家族が契約者となると思いますが、団体の場合は、こうして団体そのものが契約者となるケースがあります。

ANAの保険商品内容

それぞれ保障内容について見てみましょう。

医療保険
保障内容保険金を受け取る時は
疾病入院保険金病気の治療のために入院したら
疾病入院手術金病気の治療のために手術をしたら
放射線治療保険金放射線治療を受けた場合
退院一時保険金退院した時
先進医療保険金先進医療に該当する治療を受けた時
がん保険
保障内容保険金を受け取る時は
がん診断保険金がんと診断されたら
がん入院給付金がんの治療を目的として入院したら
がん手術給付金がんの治療のために手術をした時
放射線治療給付金放射線照射や温熱療法による治療をした時
がん退院一時保険金退院した時
がん通院給付金がんの治療のための通院をした際

ANAの保険のポイント

医療保険

  • 日帰り入院でも保険金を受け取れます
  • 日帰りでも入院でも、手術はどちらも保険金の対象です(受け取れる金額は入院の有無で異なります
  • がん治療の際の放射線治療には手術や入院とは別に保険金が受け取れます
  • 退院した際に一時金を受け取れます(14日以上の入院後)
  • 先進医療の手術を受けた時にはさらに保険金が受け取れます

がん保険

  • がんに罹患したら、一時金を受け取れます。初期費用がかかったり、会社を休んでお給料が下がったりするケースがありますので、こうした一時金は非常に役立ちます。
  • がん治療で長期入院になった場合でも入院給付があれば安心です。
  • がんの手術、放射線治療、温熱療法などの治療に対しても保険金が受け取れます。
  • がんは短期入院+継続的な通院、が多くの場合の治療スタイル。通院に対しても保険金が受け取れます。
  • がん治療後に退院した際には一時金を受け取れます。



ANAの保険のメリット・デメリット

まずは、

メリット

をみてみましょう。

  1. 団体扱いなので保険料(掛金)が安い
    一番のメリットは、個人で加入するより安いケースがほとんどだということです。
  2. 保障が切れてしまう心配がない
    保険期間は1年ですが、自動更新になっているので、うっかり保障が切れてしまうことはない
  3. 持病があっても加入できる
    病気が原因で加入できないケースもありますので下記を確認して下さい。
  4. 加入が簡単
    Webで申し込みができて、保険料の支払いもカードなので、加入手続きが簡単です。
  5. 特典がある!
    加入時と継続時にANA SKY コインがもらえます!

次に

デメリット

です。

  1. 知らない間に保険料が上がってしまうかも
    自動更新は保障切れは起こしませんが、知らない間に保険料(掛け金)が上がってしまう場合があります。(5歳きざみで保険料が上がります)
  2. マイレージ会員でなくなったら保障を継続できない
    この保険は、マイレージ会員のみを対象とした保険なので、退会してしまったら、保険は継続できません。

加入にあたっての注意点

補償は申し込んでから3か月後にスタート

団体契約の多くは、保険始期と言って保障が始まる日があらかじめ決まっています。この保険の場合は、3か月後の1日からになります。申し込んでから3か月後までに病気やがんになっても保険金は受け取れません。

過去に病気をしていあたら加入できない

加入時に持病があっても加入はできるのですが、過去に病気をしていて手術や入院をしていた場合やがんに罹患していた場合は、加入ができませんので、注意が必要です。

ANA保険には特典がある!

ANA SKY コインがもらえる

加入時に500コイン、継続時に200コインがもらえます!
コインの有効期限は6か月なので、早めに使わないといけませんけれど。
ANA SKY コインは、ANAの国内線/国際線航空券、国内/海外旅行(ツアー)商品の支払いに使える電子クーポンです。10円単位で使えます。(10コイン=10円)
ただ、アップグレードの支払いや重量超過手荷物料金やペット料金には使えないなど、個人的には「使えたらいいな」というものに使えない、残念なルールが多くてほとんど活用できたことがありません。

生活に役立つサービスがついてくる

最近の生命保険商品には大概ついている付帯サービスがついています。
例えば、

  • 看護師などプロによる「健康・医療相談」(予約制)
  • 緊急時受け入れ先から地域の病院までカバー「医療機関総合情報提供」
  • 「三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)セカンドオピニオン情報提供」
  • 女性にうれしい「女性医師情報提供、女性医師相談」
  • 介護に関する情報提供・悩み相談
  • 認知症に関する情報提供と悩み相談
  • ご近所との揉め事などを解決「暮らしのトラブル相談(法律相談)」(予約制)

などなどです。


この保険はどんな人に向いてる?

あくまでFPとして一般的な意見を述べさせてもらうと、この商品は「ご家庭のメインの保障にするのは向いてない」と思います。
最近は、長期の医療保障やがん保障商品も安くなってきているので、ベースはそういった長期間保障の商品で構成し、追加もしくは保障を厚くする補助としてこのような商品に加入するのが良いのではないかと思います。
その理由は、

  • 保険料が安いとはいえ、保障内容を厚くするとそれなりの保険料になる
  • 65歳までしか保障がない
  • 5歳きざみで保険料が上がっていく

という3点からです。
ということで、
すでに保険には加入しているが、一定期間保障を厚くしたい
現在は何にも保障には加入しておらず、とりあえず少しでも安く加入したい
という方に向いていると思います。

どうやってプランニングしたら良いんだろう?という方は、お気軽にご相談ください。

*注意点
この記事は、あくまでWeb上の情報や発表されている関係資料による解説ですので、加入手続や加入後の契約の継続・保険金受け取り可否などに関しては、加入代理店への問い合わせや保険約款などにてのご確認をお願い致します。責任は負いかねますので、ご了承下さい。

  • この記事を書いた人

Dr.Mory

金融業界歴22年のファイナンシャルプランナー。得意分野は、保険とローン・資産運用。旅行業界の経験から旅行プランニングも行ってます。猫と旅行・ガジェット類が好きです。

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