iPhoneを購入した際のApplecare+加入の必要性についての記事を書きました。
記事内では、「Applecareは不要です。未加入だと不安な方はスマホ向け保険の方が安いしオススメです」と書いたのですが、今回は、記事内で紹介しているスマホ向けの保険商品を比較してみたいと思います。
今回紹介するスマホ向け保険は3つです。他にも提供している会社はあると思いますが、本記事では3社の保険をご紹介しますので、その他会社の商品・補償サービスがある場合は、これらを元に比較対象となさって下さい。
基本的にiPhoneを対象として記事を書いていますので、その点ご了承ください。
今回比較するスマホ向け補償商品
スマホ保険(Mysurance社)
この保険を販売している「Mysurance株式会社」は大手損保会社の損保ジャパン株式会社の100%子会社です。
スマホ保険(Just In Case社)
Just In Case社の販売するスマホ保険。Just In Case社は、加入時は支払いが一切ない、後払いタイプのがん保障も販売しています。
モバイル保険
さくら少額短期保険株式会社が販売している商品。他に、弔慰金見舞金制度に対する保証などを販売している会社です。
スマホ向け補償商品の内容比較表
上記3社の販売している商品の補償内容を表にまとめてみました。
商品名称 | スマホ保険 | スマホ保険 | モバイル保険 |
販売会社 | Mysurance | Just In Case | さくら少短 |
月額保険料 | 470円 | 機種により異なる | 700円 |
補償内容 | 破損・故障、水漏れ、盗難、紛失、データ復旧 | 破損・故障、水漏れ、盗難、紛失、 | 外装破損、損壊、水濡れ全損、故障、盗難 |
補償金額 | 最大10万円(1事故あたり) | 機種により異なる | 最大10万円 |
補償期間 | 1年間(以降、自動更新) | 3ヶ月(自動更新) | 無期限 |
利用回数 | 何回でも (1年通算20万円まで) | 何度でも(保険金上限まで) | 何度でも(保険金上限まで) |
その他 | ・格安SIMのみ対象 ・補償を受ける際に自己負担3,000円が必要 | ・中古スマホでも加入OK ・4か月目以降、割引あり(条件あり) | ・補償開始月は無料 ・3台まで補償対象(補償金額に差あり) |
それぞれの特徴・ポイントを解説します。
Mysuranceのスマホ保険の特徴・ポイント
こちらは、格安SIM専用の保険です。DoCoMo・au・ソフトバンクで契約しているものは対象外ですのでご注意ください。
その分、保険料はかなり格安です。また、保険金を受け取る際は、自己負担3,000円が必要になる、という点も注意点ではありますが、月額保険料をかなり抑えられているので、大きなデメリットではないと思います。
格安SIMを使用されている方は、検討されてはいかがでしょうか?
Mysuranceのスマホ保険はこちらから
Just In Caseのスマホ保険の特徴・ポイント
こちらは、保険料や保険金額が機種によって異なる、というのが少し面倒ではあります。金額を見てみると、下記のようになっています。
機種 | 月額保険料 ( )内は4か月目以降の保険料 | 修理費用上限額 |
iPhone 12 Pro Max | 1,015円(約710円) | 128,800円 |
iPhone 12 Pro | 919円(約643円) | 117,800円 |
iPhone 12 mini | 689円(約482円) | 79,800円 |
iPhone SE (第2世代) | 466円(約326円) | 49,800円 |
iPhone 11 Pro Max | 1,028円(約719円) | 135,800円 |
iPhone 11 | 699円(約489円) | 90,800円 |
iPhone XS | 970円(約679円) | 129,800円 |
iPhone XR | 744円(約520円) | 101,800円 |
iPhoneの例ですが、ProMaxは保険料が少し高いものの、他は結構安いですね。
月額保険料が下がっているのは、安全スコアを計測していて、その数値により4か月目以降の保険料が安くなるという仕組みがあるためです。
安全スコアとは、スマホに搭載されているジャイロセンサーや、位置情報などをもとに、スマホの扱い方の安全性を数値化したもの、を言います。
平均すると4か月目から約30%程度の割引があるようですが、人によって安全スコアが異なるので、割引率も変わってきます。
Just in Caseのスマホ保険はこちらから
さくら少短のモバイル保険の特徴・ポイント
こちらの大きな特徴は、3台まで補償対象とすることができる、という点です。
保険金額は異なりますが、複数台保有している場合は、大きなメリットとなりますね。
対象端末 | 支払い上限額(修理可能な場合) | 支払い上限額(修理不能/盗難の場合) |
1台目 | 最大10万円 | 最大25,000円 |
2台目・3台目 | 最大30,000円(2台合計) | 最大7,500円 |
2台目と3台目は、補償金額が少なくなってしまいますが、3台まで登録ができるのは大きなメリットです。
スマホ以外にも、タブレット端末・ノートパソコン・スマートウォッチ・ワイヤレスヘッドフォン・ゲーム機・Wi-Fiルーターなど無線通信が可能な端末機器が契約対象となっていますので、まさに「保険」として登録しておくと良いでしょう。
また、提携修理にて事前に利用申請することでキャッシュレス修理も可能です。これも良いサービスですね。
さくら少額短期保険株式会社のモバイル保険はこちらから
まとめ
スマホ向け補償商品を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
AppleCare+と比べると保険料は割安ですので、少しでも出費を抑えたい方は、検討の価値ありだと思います。保険料は、Applecare+の半額~40%引ほどの負担で済みます。
- Applecare+は2年間だけ補償なので、2年目以降の保険に
- 格安SIMの場合は、Mysuranceが安い!
- Just in caseは、4か月目から安くなる。扱い方で割引率が変わるので、大事に使おう
- Just In Caseは、iPhone12 miniやiPhoneSEの保険料がかなり安いのでおすすめ
- 複数台を対象にしたい時はさくら少短がおすすめ
*上記情報は、サマリー・大まかなまとめとして内容を記載しています。契約内容詳細や補償の可否・金額等は契約内容・時期によっても異なるため、必ず事前に販売会社・代理店にご確認ください。本記事の掲載内容が契約内容を保証しているわけではありませんので、その点ご了解下さい。