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生命保険契約は定期的に見直しましょう

2020年1月22日

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生命保険契約は定期的に見直しましょう

2020年1月22日

生命保険は定期的に見直しましょう

日本人の多くは、生命保険契約に加入しています。加入率は世界的に見ても非常に高く、日本人は保険好きと言われる所以となっています。

生命保険,見直し
出典:平成30年度 生命保険に関する全国実態調査〈(公財)生命保険文化センター〉

88.7%の世帯加入率と、非常に高い日本ですが、保険に対する知識や理解度は決して高いとは言えないようです。

保険,見直し
出典:平成30年度 生命保険に関する全国実態調査〈(公財)生命保険文化センター〉

なぜ定期的に見直す必要があるの?

生命保険は、数十年に渡る長期の契約となりますが、加入したままにしておくのは良くありません。

なぜなら、無駄に払い過ぎたり、保障が多過ぎたり、足りなかったり、時代に合っていなかったり、いざという時にあまり役に立たないことになってしまう可能性があるからです。

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いつの間にか自分に合っていない保険になってしまっているかも

一方、自分だけで保険の見直しをするのは、なかなか難しいです。時代によって商品も変わりますし、国の制度も変わります。ですから、生命保険会社の営業パーソンやFPといった、保険に詳しい人たちから情報をキャッチしたり、メンテナンスをお願いするようにしましょう。

ご自身の家族の環境変化(結婚・離婚・出産など)や生活環境の変化(住宅購入・転職など)に応じて見直し(メンテナンス)をしていくようにしましょう。

民間の生命保険は公的保障の「補填」

日本は、比較的、社会保障が手厚いと思います。社会保険制度は、その構造や仕組みに問題があるとはいえ、現状では、しっかり保障がついています。

会社員の方であれば、健康保険や厚生年金制度に加入されていると思います。事業主の方は、会社員の方より保障内容は薄くなってしまいますが、国民医療保険や国民年金制度があります。

これら社会保険は強制保険で、国民全員が加入するべきものです。入らなくてはいけないものですから、まずはこの内容を十分把握して、わざわざ民間の保険会社にご自身が加入する必要があるかをチェックしましょう。

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まず最初に、ご自身の社会保険の内容を確認してください。

強制加入している社会保険の内容を把握して、それらで不足しているものがあれば民間の保険会社の商品で補填する、という考え方が重要です。

生命保険の見直しの進め方

では生命保険の見直しの仕方はどのようにしていけば良いでしょうか?
見直しのステップは下記のようになります。

保険見直しの4ステップ

  1. 保険の種類を考える
    必要な保障内容とそれに合った保険商品の種類を検討
  2. 保障金額と期間を考える
    無駄のない保障金額と保障が必要な期間を検討
  3. 適正な保険料(掛け金)を考える
    支払う保険料(掛け金)がいくらが妥当かを検討
  4. 加入中の保険契約をチェック
    保険種類・保障額・保険料が、現在加入中の契約内容とズレがないかを確認

この4ステップで保険の見直しを行います。

それぞれのステップについては、詳細記事を書いていますので、そちらもご覧ください。

生命保険の見直しは誰に頼むのが良い?

生命保険に詳しいのであれば、自分自身で商品を調べて、比較して、見直すのが一番良いと思います。
しかし、日々新しい商品が出てきて、基盤となる社会保障制度も変化していく中で、自分自身で情報をアップデートして生命保険契約を見直していくのは非常に困難なことです。

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専門用語も多い保険商品を自分で調べるのは結構難しいですよ

ですので、ここはプロにお任せするのが良いと思います。プロとは、ファイナンシャルプランナーや保険会社の営業・保険代理店・保険ショップの担当といった人たちです。
同じ保険商品であれば誰から加入しようと保険料(掛け金)は同じですので、より詳しい人にお願いする方が効率的で間違いがないと思います。

現在加入中の保険の担当者は?

保険に関しては、「付き合いで保険に入った」とか「断りきれずに契約した」などといったネガティブな反応をする方も結構いらっしゃいますが、どうせ保険契約に入るなら近しい人や友人・知人から加入することは、決して悪いことではありません。

保険はパーソナルな内容ですから、信頼できる知人・友人で保険営業の方がいるのであれば、むしろ喜ばしく、その方々から加入する方が良いと思います。

保険は、アクシデントがあった時だけメリットを享受できる商品です。
日常生活において、加入している保険の良し悪しを気づく機会はなく、それでいて毎月(毎年)支払い(掛け金)が発生します。

ですから、加入前に内容のメリット・デメリットをはっきりさせたり、保険事故が発生した際の請求についてなども明確にしておく必要があります。

ですので、友人・知人とはいえ、Yes/Noをはっきり言えたり、細かい内容や疑問にしっかり答えてもらう関係性は築いておきましょう。
この辺りをナアナアにされてしまうのでしたら、その方から加入するのはやめた方が良いです。

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より良い見直しをするには担当者が重要な役割を担います

月々の保険料(掛け金)は大きくなくても、累計にするとそれなりに大きな金額になります。
加入や見直しを検討していて、友人・知人の保険営業に頼むのはOKですが、付き合いや断れないからと言って、内容もわからずにお任せで加入するのはNGです。

保険見直しのタイミング

環境の変化に対応して見直し

保険契約を見直すタイミングは、ご自身の環境の変化があった時で良いでしょう。結婚・離婚・出産などの家庭環境の変化や独立・転職・退職などの生活環境の変化があった時は見直すと良いと思います。

なぜ環境の変化に応じて見直すのが良いかと言いますと、保険は「何らかのアクシデントが起きた時にお金が必要」という理由で加入する商品だからです。

何かあった時に必要なお金はどのくらいの額なのか?・・・これは家庭環境や生活環境によって変わってきます。というのも、この必要なお金はつまり、生活費や入院費など、生活していくために必須の金額だからです。

今まで独身だったのが結婚した、夫婦だけだったのが子供ができた、という環境の変化は、収入や支出に大きな変化をもたらしますよね?収入・支出が変わるのですから、何かあった時に必要なお金の額も変わってくるはずなんです。ですから、保険も見直した方がいいのです。

保険が必要な期間も変化する

また、保険には保障期間というものがあります。10年とか65歳までとか契約で保障期間が決められています。(終身という一生涯保障のものもあります)

時間が経過したり、環境い変化があると、必要な保障期間も変わってくることがあります。この面からも見直した方が良いです。
本来必要のない期間にも保障をかけているとしたら、無駄な保険料(掛け金)を払うことになるからです。

保険の見直しについてのまとめ

以上のような理由から、生命保険契約は定期的に見直すことをおすすめします。
また、見直しは新しい保険に入り直すことを指すだけではありません。保障を減らしたり、期間を短くしたり、といったことも立派な見直し作業です。

あくまで能動的に、ご自身のタイミングで行うことが良いので、周囲に信頼できる保険営業の方がいらっしゃらないのであれば、保険ショップなどに出向くのも良いかもしれません。

本記事と関連記事をお読みいただき、基本的な考え方と知識を持っておけば、販売側の都合に惑わされることなく、より良いプランニングを受けることができると思います。

  • この記事を書いた人

Dr.Mory

金融業界歴22年のファイナンシャルプランナー。得意分野は、保険とローン・資産運用。旅行業界の経験から旅行プランニングも行ってます。猫と旅行・ガジェット類が好きです。

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